旧奈良監獄 -追記-

昨日upした物に少し追記したいと思います。
せっかくなので収容棟も少し。


監視所(見張台)からの眺め。


手前の半円形の部分がテーブル的な感じで
看守さんのお立ち台です。


この監視所を中心にして収容棟が伸びています。
その為、全部の棟が一望できます。




床にある柵状の物は、、、


下の階も上の階も監視所から見えるようにする為の工夫ですね。
違う階で起きたトラブルや異変にも即座に気付けます。


収容棟の廊下です。

この通路にも床に柵状部分があり違う階が丸見えです。


ガイドさんが、写真を撮る私の為に息を潜めてくれてます。
忍者みたいに隠れてますが丸見えですよ(笑)
お茶目で可愛い良い方でした〜⭐︎



下からもしっかり上の階が見通せます。

看守さんは前後左右上下って目を配らせる…
妖怪『百目』並の仕事量で大変そう💦



ちょっと広いタイプの収容部屋。


空調はありません。
冬はとんでもなく寒かった…と元看守さんに聞きました。

ちなみに旧奈良監獄は2016年まで稼働してた施設です。
そんな昔のお話じゃないんですよね。
刑務所は冷暖房ないんでしょうか…
熱中症とか大丈夫なのかな💦


分かり難いけど独居房を最後に。。。

中に入りましたがとても狭い空間。
天井も低いです。


展示の為に灯りが取り付けられてますが、
本来は灯りも窓も無く真っ暗闇だそうです。
壁も真っ黒…

空間が円形になってるの分かりますか？
床が円形でしょ？

これなんで円形の空間なのか、、、
方向感覚を無くす為だそうです。

真っ黒の円形の中に何日も閉じ込められるんですよ。
方向も分からなければ昼夜も分からない…
間違いなく気が狂います。


独居房の壁には、、、

この中に閉じ込められた人が付けた落書きがあります。


正気を保てなかったんじゃないかと感じました。
この独居房は人道的な問題から
近年は使用されていなかったようです。

旧奈良監獄は少年刑務所。
少年たちがそんな拷問を受けてたのか…
いくら犯罪を犯した者であったとしてもこれはちょっと…

元看守さんのお話では、長年勤めていた看守でさえ
旧奈良監獄には用途の分からない場所があったそうです。

なんかコワイ…
ちょっと勝手に闇を感じながら見学を終えました(笑)



人気ブログランキング